【ポーホック対策】ポーホック2018本試験 傾向と対策
◎ポーホック2018本試験 まとめ◎
【リーディング】
★新傾向
- 36問すべての設問にカラー画像が一枚ずつ貼付
- デザイン文字の読取問題は姿を消す
- 高校入試の国語のような常識的な文章がほとんどに
★対策
- 後半の長文読解は全部読んでいると時間切れになる。「選択肢」を先に読んで、「カラー画像」と「一般常識」から、本文の内容を推測すべし。
【リスニング】
★新傾向
- やや難化
- 細部まで聴き取り内容を記憶する必要のある問題も
★対策
- 聞き逃した箇所があっても、選択肢には明らかにおかしいものも含まれているので、正答候補はしぼれる。諦めないこと。
- 選択肢に迷う問題があってもこだわりすぎない。引きずって次の問題で集中力を途切れさせると、2~3問続けて落とすことに。
- リスニングの場合、隣りの受験生がどの選択肢を選んだか、気配でわかる。休憩中話しかけてみて、タイ語ペラペラなら、隣りの人の解答を参考にするのも手か。
【ライティング】
第1問『タイの伝統行事』
★新傾向
- 4項目のフレームワーク(北部・イサーン・中部・南部)を与える形式を踏襲し、さらに下位項目(4つの各地方につき「ウボンのろうそく祭り」等 3行事ずつ 計12行事)の具体的な指示あり
- 受験生が「何も書けない」状況を回避する意図が顕著に
★対策
第2問『砂浜の美化』
★新傾向
- 「ゴミだらけの砂浜」と「美しい砂浜」の2枚写真から考えたことを書かせる自由作文
★対策
- 長い文章を書くのに慣れていないと行数を稼げない。日ごろから作文練習は「15行以上」を厳守すること。
【スピーキング】
『自己紹介』『タイの観光』
★新傾向
- 面接官は、自己紹介の内容を糸口に、本年度テーマにシームレスに移行しようとする
- 昨年度の「タイ料理」に続き、タイ語初級者に配慮したテーマ
★対策
- 話す内容に迷って考え込むと、点数が伸びない。「話せる内容」および「発音に自信のある単語」で、どんどん話すこと。
- 面接官の質問は、誘導質問形式。その意図をくみ取って、あまり突飛なことを答えないこと。
【総評】
★新傾向
近年、タイでの「就業力」より「生活力」を問う傾向が続いていたが、加えて、タイの「文化」「地理」に関する基本的知識を問う問題が増加した。
★対策
「タイに初めて来た人にタイを紹介する」ための知識を広く浅く摂取し、タイ語で確実に表現できるようしておくのが高得点の秘訣。