Nov 25, 2018

【ポーホック対策】ポーホック2018本試験 傾向と対策

◎ポーホック2018本試験 まとめ◎

【リーディング】

★新傾向

  • 36問すべての設問にカラー画像が一枚ずつ貼付
  • デザイン文字の読取問題は姿を消す
  • 高校入試の国語のような常識的な文章がほとんどに

★対策

  • 後半の長文読解は全部読んでいると時間切れになる。「選択肢」を先に読んで、「カラー画像」と「一般常識」から、本文の内容を推測すべし。

【リスニング】

★新傾向

  • やや難化
  • 細部まで聴き取り内容を記憶する必要のある問題も

★対策

  • 聞き逃した箇所があっても、選択肢には明らかにおかしいものも含まれているので、正答候補はしぼれる。諦めないこと。
  • 選択肢に迷う問題があってもこだわりすぎない。引きずって次の問題で集中力を途切れさせると、2~3問続けて落とすことに。
  • リスニングの場合、隣りの受験生がどの選択肢を選んだか、気配でわかる。休憩中話しかけてみて、タイ語ペラペラなら、隣りの人の解答を参考にするのも手か。

【ライティング】

第1問『タイの伝統行事』

★新傾向

  • 4項目のフレームワーク(北部・イサーン・中部・南部)を与える形式を踏襲し、さらに下位項目(4つの各地方につき「ウボンのろうそく祭り」等 3行事ずつ 計12行事)の具体的な指示あり
  • 受験生が「何も書けない」状況を回避する意図が顕著に

★対策

  • 単語力のみならず、構成力が問われる。ピラミッドストラクチャーの構成方法に慣れておくこと。
    「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」
    https://amzn.to/2RcNYCS

第2問『砂浜の美化』

★新傾向

  • 「ゴミだらけの砂浜」と「美しい砂浜」の2枚写真から考えたことを書かせる自由作文

★対

  • 長い文章を書くのに慣れていないと行数を稼げない。日ごろから作文練習は「15行以上」を厳守すること。

【スピーキング】

『自己紹介』『タイの観光』

★新傾向

  • 面接官は、自己紹介の内容を糸口に、本年度テーマにシームレスに移行しようとする
  • 昨年度の「タイ料理」に続き、タイ語初級者に配慮したテーマ

★対策

  • 話す内容に迷って考え込むと、点数が伸びない。「話せる内容」および「発音に自信のある単語」で、どんどん話すこと。
  • 面接官の質問は、誘導質問形式。その意図をくみ取って、あまり突飛なことを答えないこと。

【総評】

★新傾向

近年、タイでの「就業力」より「生活力」を問う傾向が続いていたが、加えて、タイの「文化」「地理」に関する基本的知識を問う問題が増加した。

★対策

「タイに初めて来た人にタイを紹介する」ための知識を広く浅く摂取し、タイ語で確実に表現できるようしておくのが高得点の秘訣。