「1990年、タイとビルマの国境周辺の山岳民族の村々を訪ね歩く日々の中で、国境警備兵のサムと親しくなる。サムが案内してくれたのは、緩衝地帯の森の中にある桃源郷のような村だった。そこで、中国人とリス族の混血の女アイジンと出会う。彼女から愛を告白されて有頂天になったが、アイジンはサムの恋人であり、この地の麻薬の利権を独占しているクンサー軍兵士の妻でもあった。魔性の女の呪縛から逃れ、僕はリス族のアリパの案内で山岳民族の楽園をめざした‥‥」
ノンフィクション。Kindle Unlimited収録の姉妹作多数です。
- 『木彫りの象』
- 『ジュライホテル』
- 『精霊とともに生きる人々』
- 『山岳民族の楽園』
- 『娼婦ジョイ』
- 『落日のジュライホテル』
- 『幸福を運んできたトッケー』
- 『国境の町メーサイの昼と夜』