Apr 25, 2019

【おいでよサワンカローク】サワンカロークで発見!日本軍の掘った地下道

サワンカロークで発見!日本軍の掘った地下道

日本軍の掘った地下道

ひょんなことから、昭和10年代にサワンカローク郡(スコータイ県)で生まれた「日タイハーフ」がいることを知りました。

タイ人の義母に訊いてみると、当時サワンカロークは、
①ビルマからの陸路
②チェンマイへの鉄道
③バンコクへの水路
の中継地として栄えていたため、日本軍の司令部があったそうです。


義母の母は、日本兵から花やお菓子をもらったことがあり、男性親族には、日本兵と酒盛りをする仲だった者もいる、とのこと。

エッグタルト屋の隣りにある「大きな井戸」も日本軍が掘ったものです。

そして、国鉄サワンカローク駅近くの司令部から水路のヨム川まで、司令部陥落時の「脱出用の地下道」も掘られたそうです。

地下道が現在どういう状態になっているかは未確認ですが(写真はフリー素材です😅)、次回、地元の客家の投資クラブに参加したときに、街の長老に訊いてみようと思います。


サワンカローク駅からヨム川まで、地図上の最短距離は200メートル弱で、さほど長くありません。


【国鉄サワンカローク駅とヨム川】



<文>木本隆義(サバーイタイランゲージ代表)